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執筆者の写真夢ごこち

病気は自分にサインを送っている証拠

体調を崩したり、病気になるというのは、体が私たちにサインを送ってくれている証拠です。しかし、顕在意識でいくら考えたところで病気の原因はわかりません。病気になった本当の理由や、本当の望みを潜在意識の奥深くに探しに行くのが催眠療法で、私はそのガイド役です。普段から、自分で病気の原因を探りたいとか、悩みに対するアドバイスを知りたいときは、催眠状態になって自分に質問をすれば、皆さんも答えを得られるはずです。 脳リフレッシュセラピーでは、自分の臓器やがん細胞などと対話をすることもできます。たとえば、肺がんの人が、肺をひとつの部屋と見立て、肺の中にあるがんと会話をするというものです。がん細胞も体の一部なわけで、がん細胞にも感情、人格があるものと仮定して行います。ある患者さんは、がん細胞と対話をしていくうちに、がんに愛着を持つようになりました。がんに名前をつけ、可愛がっているうち、彼女のがん細胞は大きさは変わらないものの、症状が出なくなりました。彼女はがんとどう向き合っていけばいいのか、自分なりに何かを見つけたようでした。 催眠から覚めたとき、催眠中に行われた会話を記憶していて、その内容が腑に落ちたら、患者さんに変化が現れはじめます。がん細胞が小さくなる、生き方が変わる、症状が落ち着くなど、変化の内容はさまざまですが、がんが消えないにしても、「生きることが楽になった」とか、「死というものはそんなに怖いものじゃないと思えるようになった」など、肯定的な変化が見られるようになります。


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